【基礎知識】関数は自分で定義できる!ユーザー定義関数を学ぶ(PHP8技術者認定初級試験)

こんにちは、穂苅と申します。

このコラムでは、私が PHP8 技術者認定初級試験のための公式問題集(PHP8 技術者認定初級試験公式
問題集
)で学習した内容やポイントを取り上げて解説をしていくものです。

P107~117 のChapter 12 ユーザー定義関数を学習してみました。

目次

ユーザー定義関数とは?

PHP には、多くの便利な関数が用意されています。そもそも関数というのは、処理(プログラム)のまとまりのことで、特定の機能を持ったかたまりに名前をつけて利用することができます。
PHP であらかじめ用意されている関数は「組み込み関数」と呼ばれ、開発者はまずこれらをうまく利用
することが求められます。(参考:関数・メソッド

ユーザー定義関数は以下のような形で定義して使います。

<?php
function foo($arg_1, $arg_2, $arg_n) // foo は関数名、arg は引数
{
echo “関数の例”;
return $retval;
}
// 関数の呼び出し
foo();
?>

(参考:ユーザー定義関数)

function で関数定義を開始し、関数名をつけます。そしてその中の処理を書いていくような感じです。
この際にいくつかの注意点があります。

1. PHP の関数名の大文字と小文字は区別されない(※PHP の変数名の大文字と小文字は区別される)
2. 関数は使用する行よりも前で宣言しても、後ろで宣言しても問題なし
3. 関数は戻り値を返してもいいし、返さなくてもいい

(参考:ユーザー定義関数)

function で関数定義を開始し、関数名をつけます。そしてその中の処理を書いていくような感じです。
この際にいくつかの注意点があります。

1. PHP の関数名の大文字と小文字は区別されない(※PHP の変数名の大文字と小文字は区別される)
2. 関数は使用する行よりも前で宣言しても、後ろで宣言しても問題なし
3. 関数は戻り値を返してもいいし、返さなくてもいい
4. 関数の最後の引数のあとに、カンマをつけても問題なし

1 は分かりやすいと思いますが、変数名と関数名の時で紛らわしいので注意が必要です。
2 は関数の仕様と宣言の順序はどちらでもプログラムは動きますが、条件次第で関数が宣言されるかどうかわからないコードの場合は、使う前に宣言を行う必要があります。
3 はreturn ですが、return を省略すると全てNULL になります。
4 は複数ある引数の最後のものにもカンマをつけてもプログラムは動くということです。

その他にも、業務としてチームで開発を行う場合には、関数名の付け方や処理・引数を短くしてシンプルにすること、エラー処理を考慮すること、利用するためのドキュメントを用意することなどの注意点が追加で必要になります。
かなりシンプルな関数を作ってみました。

<?php
function multiplication($num1, $num2, $num3)
{
$sum = $num1 * $num2 * $num3;
return $sum;
}
$result = multiplication(5, 7, 10);
echo $result;
?>


【出力】350
これは、multiplication という関数を作り、ここには引数を3 つ用意して掛け算をさせるような機能をもたせています。こんな感じで、自分が使いやすい関数を定義してプログラミングをしていくことができます。

PHP8技術者認定初級試験で正しいPHPの理解を

今回は、ユーザー定義関数ということで自分でいろいろな機能を関数の形で作れるところを勉強しました。
関数がどこで定義されていてどういうふうに使われているのかを理解しながら様々なコードを読むとまた面白いとも思いましたし、自分で作る際の学びにもなるなと思いました。
次回以降もPHP で学習した内容をシェアしていきますので、よろしくお願いいたします。
また、PHP の学習やエンジニアになるためのマイルストーンとして、PHP 試験はおすすめです。PHP8技術者認定初級試験はPHP を扱うあらゆる方にとって有益な試験になるはずですので、ご興味がある方はぜひチャレンジしてみてください。
試験ページ: PHP8 初級試験
公式問題集:PHP8 技術者認定初級試験公式問題集

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