Tom様のPHP8技術者認定初級試験合格体験記を公開しました

◆合格者情報
・お名前:Tom
・エリア:九州
・合格グレード:PHP8技術者認定初級試験

Q1:PHP経歴年数とPHPに出会った際の第一印象についてお教えください。
PHPの学習歴は約半年です。
私がPHPを学習するよりも前に学習していたプログラミング言語はCとJavaScriptであったため、演算子や制御構文の使用感に特に違和はなく、記述しやすい言語だと感じました。特筆すべき点を挙げるとすれば、私はそれまでにHTMLを学習していたこともあり、webページの作成で繰り返しや条件分岐を行いたいというシチュエーションで、非常に便利さを覚えたことが記憶に新しいです。
勿論、webページにデータベースの内容を反映させるのにも有用ですし、まだ私は学習中ですが各種フレームワークを学習すればアプリケーションの開発も比較的簡単に行えることも特長だと感じております。
フロントエンドエンジニアを目指すのであれば必須の言語であるように思えます。

Q2:PHP技術者認定試験を受けたきっかけと勉強方法についてお教えください。
私がPHP技術者認定試験を受けようと思ったきっかけは、PHPの技能について対外的に示したいと考えたからです。
プログラミング言語は多数ありますが、特定のプログラミング言語についての能力を公的に評価する機構や検定は数が少ないのが現状です。国家資格である情報処理試験では各言語で共通する考え方について問われるものの、それは特定の言語についての知識を持ち合わせていることの証明にはならないため、PHPという言語についての知識を測れるPHP技術者認定試験は非常に有用だと思います。
勉強方法は情報のインプットとアウトプットを繰り返すという、勉強方法の基本を守ったものでしたが、この試験に合わせた学習をした期間は2週間程度とかなりタイトであった上、参考とした問題集がPHP7のものであったため少々工夫をしました。
テキストとして使用したのは、認定教材である『独習PHP 第4版』。PHP7.4までで変更された部分やPHP8以降で変更された部分など細やかな説明がなされており、PHPのバージョンに応じた挙動や構文を押さえることができました。そして、使用した問題集も同じく認定教材である『徹底攻略PHP7技術者認定[初級]試験問題集』。現在は『PHP8技術者認定初級試験公式問題集』も発売されていますが、教材購入時にはまだ発売されていなかったためPHP7の問題集を使用しました。収録問題数もPHP7の問題集の方が充実しています。問題集の使い方ですが、そのまま何回も解くのでは答えの順番を覚えてしまう危険性があるので、本番同様の40問をランダムで選んで解くことで対策しました。私はExcelで問題番号のランダム抽選を実装しましたが、せっかくならPHPを用いて実装しても学習になったかもしれません。
私はこの学習方法を繰り返し、結果的に1000点満点中925点を取得することができました。

Q3:PHP技術者認定試験を受けて満足していますか?
PHPについての知識がしっかり付いたことが公的に分かる形となり、大変満足しています。現状はPHP5初級、PHP7初級、PHP8初級、PHP5上級、PHP8上級の試験が実施されておりますが、PHPのフレームワークに更に踏み込んだ試験など、今後は多岐に亘る試験が誕生することを期待しています。

Q4:会社からの受験補助や資格手当がありましたか?
No
PHP8技術者認定初級試験の受験時、就職活動中であったため非該当です。

Q5:技術者として大事にしていることはなんですか?
私はまだ技術者を名乗れるようなレベルには至っていませんが、プログラムを組む際に大事にしていることは遊び心です。
仕事に「遊び」を持ち込むのはおかしいと思う人も居るかもしれませんが、「遊び」という言葉には「ゆとり」という意味があります。多くの技能を身につければ、同じ完成物を目指すにも色々な過程が思い浮かぶはずです。そのとき、余裕がないものよりも、拡張性があるものが良いですよね。これしかないと思い込むのではなく、気持ちに余裕を持って楽しむこと。これが遊び心だと思います。よりよいソースコードとしていくためにも、遊び心を今後も大切にしていきたいです。

Q6:技術者としての今後の計画・夢・目標についてお教えください。
現在はプログラミング言語について学び始めた段階であり、技術者を名乗れるレベルではありませんが、直近の目標はエンジニアとしての仕事ができるようになることです。そして、満遍なくエンジニアとしての技能を身に付けてフルスタックエンジニアになることが中期的な目標です。
更に、広汎な知識を習得した暁には、知識を深めたい分野を見付けて技能の追究をしていきたいと考えています。理想を言えば、思い付いたアイディアや磨いた技能を専有せず、様々な人に広げることで技術者全体のレベルアップに寄与できるような存在にゆくゆくはなりたいですね。

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