PHPエンジニアの中で、「実務レベル」の人材が不足しているらしい。基本を身に着けたら現場で経験を多く積むべし。

こんにちは、穂苅と申します。
このコラムでは、主にこれからPHP を学習しようと考えている若手のエンジニアや、エンジニア希望の方向けに、 PHP についての最新情報やPHP 試験に関する内容を取り上げていきます。
PHP は、Web アプリケーション開発において幅広く使われている人気のプログラミング言語です。多くのWeb サイトやシステムで採用されており、特に中小企業から大企業までPHP エンジニアに対する需要は非常に高いです。

しかし、業界内では「実務レベル」のPHP エンジニアが不足しているという声が多く聞かれます。ただでさえ、人手不足と言われて久しいIT 業界において、PHP エンジニアの「実務レベル」の意味を理解し、スキルを磨くためのステップをしっかりと考えることが重要です。

目次

PHPエンジニアで、「実務レベル」の人材が不足しているとはどういうことか?

全体感から見てみます。
経済産業省の試算では、IT 人材は2030 年に最大79 万人が不足すると言われています。
(参考:参考資料(IT人材育成の状況等について) – 経済産業省 )
また、2023 年のデータではありますが、レバテックキャリアで募集されている PHP エンジニアの求人数は約4,200 件ということで、言語別で第3 位の求人数になっています。
この背景を探るとエンジニア不足の本質が見えてきます。それは、「実務レベル」のエンジニア不足です。PHP を考えると、比較的学習しやすい言語です。情報は多く、求人も多く、エンジニア数も多い言語のため、少しPHP を学習して簡単なサービスを作った人もPHP エンジニアと名乗っているため、PHP エンジニアの質のバラつきが大きいのです。
では、この「実務レベル」とは具体的にどういうことを指すのでしょうか?

実務レベルのスキルとは、単にPHP でプログラムが書けるというだけではなく、実際のプロジェクトでの課題解決力や柔軟な対応力を持っていることです。企業が求めるPHP エンジニアは、技術力だけでなく、チームでのコミュニケーションスキルや、納期に追われたプロジェクトを効率的に進められる能力も重視されます。

まずは基本をしっかりやり、その後は現場で実務経験を積むことが大事

自分がまだ初心者PHP エンジニアであれば、いちばん大事なことは基礎固めです。PHP の文法やデータベース操作、フレームワークの使い方をしっかり理解し、自信を持ってコードを書ける状態にすることが出発点です。しかし、基礎をマスターしただけでは、実務の現場で活躍するにはまだ足りません。
次に必要なのは、実際に現場での経験を積むことです。
インターンやアルバイト、新人エンジニアを教育する考えを持っている企業への就職をすることが一番やりやすいです。その他、オープンソースプロジェクトへの参加などもおすすめできる方法です。

PHPの専門知識の取得を評価できる、「PHP技術者認定試験」

PHP エンジニアとして「実務レベル」の人材となるためには、学習のマイルストーンを決めて自分の能力を対外的に示すことが必要です。
PHP の知識をしっかりと体系的におさえておきたいという方には、「PHP 技術者認定試験」を活用し理解力をチェックすることも学習スケジュールに入っているとより有効です。

試験については、PHP の技術知識について以下のポイントをカバーできます。
・自分の知識を高めたい
・PHP の実力を把握したい
・会社における基準の1 つとして使いたい

ぜひこちらのページもご覧ください。
https://www.phpexam.jp/summary
現在、「PHP 技術者認定試験」は以下の試験を実施しています。ご自身のレベルとPHP のバージョンによって選択ができますので、ご興味あるものがあればアクセスしてみてください。
・PHP8 技術者認定初級試験 ITSS レベル1
・PHP7 技術者認定初級試験 ITSS レベル1
・PHP5 技術者認定初級試験 ITSS レベル1
・PHP8 技術者認定上級・準上級試験 ITSS レベル2/3
・PHP5 技術者認定上級・準上級試験 ITSS レベル2/3
・PHP 技術者認定ウィザード
また、PHP 技術者認定試験では、合格体験記を合格者の方に頂いております。これから試験を受験されたいと思っている方はぜひ参考にしてみてください。

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