◆合格者情報
・お名前:金光祐希様
・エリア:関東
・合格グレード:初級
Q1:PHP経歴年数とPHPに出会った際の第一印象についてお教えください。
独学で5か月程度です。
勉強してみた第一印象としましては、「これ程面白いのならもっと早く勉強を始めれば良かったなぁ」と感じました。
私は元々WEBデザイナー志望でHTMLを触るのが好きなことと、前職のSier業でSQLを使いテストしていたものですからすぐに興味をもって学習に取り組むことができました。
それから、深く知れば知るほど、今後の日本のWEBデザイナー達にもPHPの知識は必須でスタンダードなものになっていくと確信致しました。
Q2:PHP技術者認定試験を受けたきっかけと勉強方法についてお教えください。
今でも世界中で一 番尊敬しているシステムエンジニアの先輩さんに、PHPをオススメされたことがきっかけです。
勉強法は、実務では一度もPHPを使う機会が御座いませんでしたから、その分入念に試験対策を致しました。先ずは「いちばんやさしいPHPの教本(株式会社インプレス)」を使い、自宅PCに環境を構築し簡単なアプリケーションを作った後、「PHP公式資格教科書(技術評論社)」)を一冊丸々読み通し(途中分からないところがあっても兎に角読み通す)、二巡目で実際にサクラエディタやpaiza.IOのようなサービスを利用し、手を動かしながら最後まで読む。
次に、「徹底攻略PHP5技術者認定[初級]試験問題集(株式会社インプレス)」を三巡しました。
分からない部分が出てきたり、電車移動等の隙間時間等には「いちばんや
さしいPHPの教本(株式会社インプレス)」を読み返したりドットインストールの「PHP入門 (全30回)」を繰り返し視聴。
これで実際の試験は92点でした。
Q3:PHP技術者認定試験を受けて満足していますでしょうか?
現在転職活動中ですので、アピールにはなるのかなと思いますし、PHPの勉強をする上でのモチベーションになり大変満足しています。
初級試験は、正直なところ申し上げますと思ったより難易度が低かったように思いました。今後は準上級・上級試験とウィザードに挑戦したいです。
早く上級試験に合格して、今度はペチゾーちゃんぬいぐるみが欲しいです。(笑)
Q4:会社からの受験補助や資格手当がありましたでしょうか?
No
Q5:技術者として大事にしていることはなんですか?
エンドユーザーを、そしてUser experienceを何よりも大事にする技術者でありたいと常に考えてます。
元々、私は漫画家志望として25歳まで田舎で漫画を描きながら接客業のフリーターをずっとしていました。
漫画家やイラストレーター志望の人って大なり小なり承認欲求があると思うんです。
『自分の作った物を面白いと思って欲しい、感動してもらいたい、すごいものを作る人だと認めてほしい』と。
これって、読み手(受け手)が居なきゃ始まらない話で、そしてそれは同じクリエイティブなものづくりをするWEBデザイナーやプログラマー・エンジニアも変わらない。
その為、現在私は転職活動をしながら、求職者支援訓練「WEBデザイナー・ディレクター養成科」を運営している「アジャストアカデミー」に通っております。
こ の学校の一番のポイントとして、元々の母体が「株式会社アジャスト」という企業さんですから、実際に現役で活動していらっしゃるプロの方から直々に授業を受ける事が出来るという点です。
WEBデザインと、フロントエンド領域の基礎をしっかり学び直す為に入校したのですが、この学校ならではの特徴としてJSやPHPの簡単な基礎の授業もあるところが魅力です。
また、ユーザー体験を重視するWEBサービスやシステムにおいて、マーケティングの知識も欠かせません。
技術者としてやっていく上で、今後は「自分はモノづくりだけ淡々とやっていければ良いから」という言い訳は通用しなくなってくる。もうそういう時代の波が日本にも押し寄せていると確信しております。
私は、競争相手やマーケテ ィングの視野を世界に広げ、いつまでもエンドユーザーのUser
experience(ユーザー体験)を何よりも大事にする技術者でありたいと常に考えてます。
Q6:技術者としての今後の計画・夢・目標についてお教えください。
「漫画やイラストレーションは少しくらいなら描けるから、学校等通わずお金が無くても『デザイナー』を名乗れる可能性あるなら私にも『WEBデザイナー』なれないかな?」というちっぽけなキッカケでWEB業界を目指し始めたのですが、現在見ている目標は全く違うものとなっております。
前職でSQLやプログラミングの面白さに目覚め、学校でGoogleアナリティクスでユーザーの動向を知る方法を身に付けてからは、「もっとデータを見たい、もっとエンドユーザーの為の仕事がしたい!」と思うようになり、
電通の事件があってからは「エンドユーザ ーの為の仕事をする人間がそもそも不幸せな仕事の仕方をしてはダメだ」と強く感じるようにもなりました。
ですので、現在は、PHPも勿論もっともっと勉強していきますが、Pythonの方にちょっと浮気をしております…。(笑)
データサイエンティストとしての基礎を独学で勉強しながら、AI・ディープラーニングの分野にも手を広げて、「単純作業の省力化・インシデントの省力化」についてのヒントも学んでいきます。
Pythonでデータを可視化した後PHPやHTMLと連携させてWEBサービスに反映させていく、っていうのを今後学んでいきます。
有志による勉強会にも今後積極的に顔を出して、input部分をもっと増やしていきたい。そして、身に付けた知識はoutputして、「日本人の女性エンジニア」をもっともっと増
やしていけるような何かしらの活動を有償無償に拘らずやっていけたら良いなぁ~っていうのがこの先30代になった時の夢です。
そもそもの「エンドユーザーの為のおもてなし」部分っていうのは女性の方が得意なんじゃないかな?っていうのはずっと思っていた疑問で、「データを見て仮説検証、実施、反映、ブラッシュアップ」は女性に任せた方がよいのでは?と。
そしてそれをしていくには、女性だろうと、文系の人間だろうと、プログラミングは学んでおいた方が絶対良い。
今主流のSNSのようなサービスは女性型の「共感重視型コミュニティ」ですからね。女性技術者の少ない国なら、そりゃどんどん他国に負けていってしまいますよね?
ですから、ここを見ている女性WEBデザイナーの方がいらっし ゃるようでしたら、是非ともこう訴えかけたいです。
「プログラミングも楽しいよ!デザイン領域だけで終わってしまうのは、勿体無いよ!」…と。