はじめまして!今回、【教育とプログラミング ~過去現在未来~】コラムを担当することになりました、谷田(たにだ)ともうします。株式会社EdITに在籍しつつ、PHP技術者認定機構スタッフとしても活動を行していきますので、みなさまどうぞ宜しくお願い致します。
コラム執筆のきっかけ
学生時代、プライムストラテジー株式会社主催のwordpress勉強会に参加させていただいた際、PHP技術者認定機構 代表理事の吉政 に”プログラミング教育のコラムを書いてみないか”と、お声かけいただいたのがきっかけでコラムの執筆をさせていただくことになりました。脱線しますが、プライムストラテジーさんの勉強会はおすすめです!興味がある方は是非以下もご覧ください。
https://www.prime-strategy.co.jp/wp/information-category/new_arrival/
はじめに
さて、さっそくですが今回の本題に入っていきます。
今回は”時代の潮流 ~プログラミング教育の必修化~”です。
コラム全体のタイトルにもしましたが「過去」・「現在」・「未来」を考えることは大変重要なことだと思います。
なぜなら過去の経験や学びがあっての現在であり教訓であり、そしてそれらを未来へ向けどのように活かしていくかは過去の経験や学びから得たことが未来への発展に繋がると考えるからです。
教育者であるカントは「人間が人間になる」とは、人類の文化遺産(歴史的系譜)に包摂されるさまざまな精神的価値を継承し発展させることであり、「過去に脱帽すること」であると述べています。
昨今の教育動向は、「過去」向きであった教育を「現在」中心の教育に変え、プログラミング教育などのテクノロジーを用いた「未来志向型」の教育に舵を切ろうとしています。
しかし子供に道徳性・社会性を育成する徳育となると人間の教育は必ずしも現在から未来への方向性だけで十分とは言えない面もあります。
そこでコラム全体のタイトルとして「教育とプログラミング ~過去現在未来~」というタイトルで「過去」・「現在」・「未来」という時間軸を自由に横断し自分という存在を環境(自然,社会,文化など)の中で、成長・変革し続けるためにはどうしたらよいのか、”教育とプログラミング”という大きなテーマでみなさんといっしょに考えることができればと思っています。
教育の歴史から現在の教育、そして未来へ
昨今、テクノロジーを用いた教育が多く取り上げられプログラミング教育をはじめ、多くのテクノロジー技術が教育で用いられるようになりました。
現在はIT革命期でありテクノロジーの進化は加速し、教育に大きな影響をもたらしていることも事実です。
これからの未来に備えた教育という意味ではプログラミング教育というのは必要な学びであると思います。
わたしは教育とテクノロジーの可能性の大きさは絶対であり果敢に広めていきたいと思っていますが、理工学の出身であり教育学の出身ではありません。一方で、いまのIT革命の時代というだけを切り抜いてテクノロジー教育を広め行うのも一つ疑問に思っています。
冒頭にも述べたように、過去の経験や学びがあっての現在であり教訓であり、そしてそれらを未来へ向けどのように活かしていくかは過去の経験や学びから得たことが未来への発展に繋がると考えるからです。
戦後およそ70年が経ち確立された学校教育に大きなメスが入ろうとし、いま教育は変革の時代を迎えています。
先日、政府は産業競争力会議で、5月下旬の伊勢志摩サミットまでに取りまとめる成長戦略の概要を示し、安倍首相は「日本の若者には、第4次産業革命の時代を生き抜き、主導していってほしい。このため、初等、中等教育からプログラミング教育を必修化する」と述べました。
このことからわかるように教育は転換点に立っている一方で、はたしてプログラミング教育の必修化は必要だったのでしょうか?
時代の要請に応じて変えるべきことはなにか?
時代の要請に応じて普遍なことはなにか?
みなさんといっしょに日本の未来、そしてわたしも含めこれからの世代のために教育について考えていきましょう!
まとめ
・みんなと考える教育とプログラミング
・「過去」・「現在」・「未来」視点
・教育の変革(変えるべきこと、普遍であること)
最後までお読みいただきありがとうございました。
私自身教育についてはまだまだ未熟で学びの途中でございます。
こういった考えはどうなのか?
ここは違うのではないか?いやいやこういう考えもあるよ!
などありましたらぜひお問い合わせいただければと思います。
執筆者:谷田賢太郎 twitter @kentaro_tanida
株式会社EdIT 在籍、一般社団法人PHP技術者認定機構スタッフ
1993年生まれ広島県広島市出身2016年上智大学理工学部卒業16卒教育企業「株式会社EdIT」に就職。テクノロジーを効果的に利用した予備校でのアルバイト経験と日本唯一の教育領域特化ベンチャーキャピタルでのインターンを通してedtech(教育×テクノロジー)領域に興味を持ち、教育×テクノロジーが秘める可能性を広めたいと思い、現在は日本アジアを中心に理数IT教育の民主化に取り組む教育事業を展開するVilingグループにて教育メディア事業を担当。最近は前提として自分の知識不足を痛感、知りたい欲求にかられる日々を送る。趣味:スポーツカメラ読書。